配当報告書が複数ある場合、AIで集計すると非常に効率的でした。
確定申告で配当控除を行う際、配当報告書が複数あると集計が手間になります。
今年は配当控除を初めて申告します。
配当額は約10万円。
金額としては大きくありませんが、
手順を整理しておきたくて記録として残します。
口座はSBI証券、特定口座、源泉徴収なしです。
1.「特定口座年間取引報告書」に配当の記載がなかった
SBI証券の「特定口座年間取引報告書」を確認しましたが、
配当金の記載がありませんでした。
調べてみると、
配当金の受取方法によっては年間取引報告書に記載されない場合があるとのこと。
結果、「株式等配当金のお知らせ」PDFを個別に確認する必要がありました。
約50枚。
Excelで配当金の管理はしていましたが、記載漏れがないかは自信がありません。
1ファイルずつPDFファイルを開いて手入力するのかと気が重く感じていましたが、今回は別の方法を思いつきました。
2.Claude CodeでPDFを一括集計
「株式等配当金のお知らせ」PDF、源泉徴収票等関係するファイルをフォルダに置き、
以下のフォルダにあるファイルを銘柄ごとに集計して
C:\work
これだけです!
1分ほどでCSVファイルを出力してくれました。しかも早い!
ほかに使用したプロンプトです。
配当控除は申請したほうが得?
eTaxの入力項目との対応を教えて
最後に忘れずにskillsに登録しておきましょう!
skillsに登録して
※あくまで試算目的で利用しています。
※実際の申告判断はe-Taxの計算結果および税務署資料で確認しました。
注意点
私のケース(給与所得低め・配当約10万円)では有利と判断しましたが、以下の点には注意が必要です。
- 税率のブラケット超え: 配当を加算しても課税所得が 330万円以下 なら所得税率10%のまま有利です。配当金が約100万円以内であれば税率は変わりません。330万円を超えても税率20%なので、20%−10%(配当控除)=10%+住民税7.2%=約17.4% で、まだ20.315%より有利です。
- 令和6年分以降の制度変更: 所得税と住民税で異なる申告方法を選ぶことができなくなりました。総合課税を選ぶと住民税も総合課税になるため、住民税上の所得が増えます。
- 住民税所得増加の影響:
- 会社員(社会保険加入)であれば、健康保険料への影響はありません
- ただし、児童手当等の所得制限がある制度を利用している場合は注意が必要です
- 外国株式の配当: SBI証券で米国株等の配当がある場合、外国税額控除も併せて申告するとさらに有利になる場合があります
※税務判断は必ず自分で確認しています。
3.米国株、日本株の譲渡益の申告
米国株、日本株の譲渡益(源泉徴収なし)は今回も申告。
こちらはこれまでと同じ手順で対応しました。
e-Taxの画面の指示どおり、「特定口座年間取引報告書」の金額を転記するのみで簡単です。
4.税金の支払い方法について
納税額が30万円以下の場合、スマホ決済アプリを支払に使用できます。
QRコードをスマホで読み込めばOKです。
PayPay、D払い、au PAY、メルペイ、楽天Payから選択できます(2026年2月時点)。
楽天Payでの手続き途中何かのエラーでボタン操作ができなくなり、仕方なくアプリを閉じました。
再開すると以下のエラーとなり、30分~1時間程度作業ができなくなります。

利用する場合は、途中で画面を閉じないほうがよさそうです。
まとめ
・配当控除は初申告
・配当報告書は個別確認が必要な場合あり
・AIは集計補助として有効
・最終確認は必須
・55歳でも、実務は淡々と効率化できます。
・作業を整えることも、資産設計の一部だと思っています。
小さな金額でも、
手順を整理しておくと次回が楽になります。


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